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子どもの歯並びと「お口ぽかん」の関係|口呼吸が及ぼす影響とは

こんにちは。
石川町駅より徒歩1分、元町・中華街駅より徒歩8分の歯医者【石川町歯科クリニック】です。
「気が付くと、いつも子どものお口が開いている」
「寝ているときも口で息をしているように見える」
このような様子が気になっている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
何もしていないときに唇が閉じず、お口が開いている状態は、一般に「お口ぽかん」と呼ばれます。
今回は、口呼吸によってお口ぽかんになっているケースを中心に、歯並びに及ぼす影響、ご家庭で確認したいサイン、小児歯科へ相談する目安について解説します。
参照:新潟大学|「子どもの“お口ぽかん”の有病率を明らかに-全国疫学調査からみえた現代の新たな疾病-」 >

三井田 勝也 院長
経歴1995年3月 鶴見大学 歯学部 卒業
1995年4月 医療法人審美会 鶴見歯科医院 入職
2010年3月 医療法人審美会 鶴見歯科医院 退職
2010年4月 石川町歯科クリニック 開院
2015年 医療法人 豊勝会 設立
医院名:石川町歯科クリニック
所在地:〒231-0868
神奈川県横浜市中区石川町1丁目13 2F
お口ぽかんは歯並びに影響することがある

口呼吸によるお口ぽかんが続くと、歯並びだけでなく、お口の機能や健康にも関係することがあります。
・【歯並びへの影響】舌や唇から歯に加わる力が変わり、前歯の傾きや歯列の幅に影響することがある
・【顎の成長への影響】舌の位置やお口を開けた姿勢が続き、顎の成長に影響する可能性がある
・【歯と歯ぐきへの影響】お口が乾燥して唾液が行きわたりにくくなり、虫歯や歯肉炎のリスクが高まることがある
・【お口の機能への影響】唇や舌の使い方が変わり、食べ方や飲み込み方、話し方に関係する場合がある
ただし、お口ぽかんだけでこれらの状態が生じるとは限りません。
歯や顎の大きさ、鼻や喉の状態、生活習慣なども関係するため、お子さんのお口を総合的に確認することが大切です。
お口ぽかんは子どもの約3人に1人にみられる

お口ぽかんとは、食事や会話をしていないときにも、上下の唇が自然に閉じていない状態です。
歯科では「口唇閉鎖不全」と呼ばれ、食べる、話す、呼吸するといったお口の機能にも関係します。
全国各地の小児歯科を定期的に受診している3~12歳の子どもを対象とした調査では、30.7%にお口ぽかんがみられました。これは、およそ3人に1人にあたります。
お口ぽかんは年齢とともに増える傾向がある

同じ調査で、お口ぽかんがみられる割合は、年齢が上がるにつれて増える傾向が示されました。
成長に伴って自然に改善するとは限らないため、気になる様子が続く場合は、小児歯科でお口の状態を確認するとよいでしょう。
口呼吸は「お口ぽかん」につながることがある
子どもの口呼吸には、鼻や喉の状態が関係していることがあります。
鼻から十分に空気を取り込みにくいと、呼吸のためにお口を開ける時間が長くなり、お口ぽかんにつながります。
鼻づまりが口呼吸の原因になる

アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎による鼻づまり、アデノイドや扁桃の腫れなどがあると、鼻で呼吸しにくくなります。
必要な空気を取り込むためにお口から呼吸するようになり、唇が開いた状態が続きやすくなるのです。
日中はお口を閉じていても、眠っているときに鼻がつまり、口呼吸になっている場合があります。
普段の表情だけでなく、睡眠中にお口が開いていないか、いびきをかいていないかも確認しましょう。
鼻づまりが治ってもお口ぽかんの習慣が残ることがある
鼻の通りがよくなった後も、お口を開けて呼吸する習慣が続くことがあります。
また、舌や唇をうまく使えていないことや、上の前歯が出ていて唇を合わせにくいことも、お口ぽかんが続く理由の一つです。
そのため、唇を閉じるように声をかけるだけでは、閉じた状態を保ちにくい場合があります。
鼻や喉の状態に加えて、舌の位置や唇を閉じる力、歯並びも確認することが大切です。
口呼吸の影響|歯並びやお口の健康にも関わる

口呼吸によるお口ぽかんが続くと、舌が上顎から離れて下の歯の内側に下がり、お口を開けた姿勢が続きやすくなります。
また、お口の中が乾燥しやすくなるため、歯や歯ぐきの健康にも注意が必要です。
前歯や歯列に影響することがある
お口が開いた状態では舌が低い位置に下がりやすく、上顎の内側から歯列にかかる力が弱くなります。
また、唇が前歯に触れにくくなり、外側からかかる力も弱まります。
こうした状態が続くと、上の前歯が前方へ傾いたり、上の奥歯の左右の幅が狭くなったりする場合があります。
ほかにも、上下の前歯が噛み合わずにすき間が残る「開咬」や、奥歯が反対に噛み合う状態などがみられることもあるでしょう。
鼻で呼吸しにくいと、空気の通り道を確保しようとして、下顎を下げたり頭を前へ出したりする場合があります。
このような姿勢や舌の位置が続けば、顎の成長にも影響を及ぼす可能性があります。
虫歯や歯肉炎のリスクが高まる
唾液には、食べかすを洗い流す、細菌の増殖を抑える、酸によって溶けかけた歯を修復するといった働きがあります。口呼吸によってお口の中が乾燥すると、唾液がすみずみまで行きわたりにくくなり、歯垢もたまりやすくなります。
その結果、虫歯や歯肉炎のリスクが高まる可能性があります。特に乾燥しやすい上の前歯や、その周りの歯ぐきに汚れや赤み、腫れがないか確認しましょう。
食べ方や飲み込み方に関係することもある

食べものを噛んで飲み込むときは、唇を閉じ、舌を使って食べものをまとめます。唇を閉じにくかったり、舌が低い位置にあったりすると、食べるときに音が出る、お口を閉じたまま食べにくいといった様子がみられる場合があります。
食べ方の癖に思えても、お口の機能が関係しているかもしれません。強く注意するのではなく、普段の食べ方として小児歯科へ伝えると、状態を確認する手がかりになります。
お口ぽかんのサインを確認しましょう

お口ぽかんは、歯科医院にいるときだけではわかりにくいことがあります。動画を見ているとき、食事中、眠っているときなど、力を抜いて過ごしている場面でお子さんの様子を確認してみてください。
お口ぽかんチェックリスト
全国調査では、次の12項目がお口ぽかんと関連していました。保護者の方が確認しやすい形でまとめました。
✔唇にしまりがなく、力を抜くとお口が開く
✔寝ているときにお口が開いている
✔お口の中がよく乾く
✔上下の唇の間から歯が見える
✔お口を1分ほど閉じていられない
✔食べるときに音を立てることがある
✔眠っているときに鼻がつまりやすい
✔お口を閉じたまま食べにくい
✔上の前歯が前に出ている
✔日中も鼻がつまりやすい
✔日中の口臭を指摘されることがある
✔朝起きたときの口臭を指摘されることがある
これは、病気を診断するためのチェックリストではありません。
一つ当てはまるだけで必ずしも治療が必要になるわけではありませんが、お口ぽかんと関連する可能性のあるサインとして確認し、気になるときは歯科を受診するようにしましょう。
いびきや鼻づまりが続く場合は医科にも相談を
いびき、繰り返す鼻づまり、苦しそうな呼吸がみられる場合は、鼻や喉の状態が関係していることがあります。
睡眠中に呼吸が止まるように見えるときは、すみやかに小児科や耳鼻咽喉科へ相談してください(緊急性が高いと感じるときは救急受診も検討してください)。
歯科では、お口の機能や歯並びを確認できます。一方、鼻づまりやアデノイド、扁桃の状態については、小児科や耳鼻咽喉科での診察が必要です。
お子さんの症状に合わせて、それぞれの診療科へ相談しましょう。
お口ぽかんが気になるときは小児歯科へご相談ください

小児歯科では、唇の閉じ方や舌の位置、歯並びなどを確認します。
日中や食事中、睡眠中にみられる様子についても詳しくうかがいますので、気になることをお話しください。
受診することで、成長や歯の生えかわりを見ながら経過を確認する段階なのか、お口の機能を育てる練習や矯正治療を検討する段階なのかを確認できます。
経過をみる場合は、ご家庭で確認したいポイントもお伝えします。
お子さんのお口が開いている様子や口呼吸が続いている場合は、ご相談ください。
医療法人豊勝会 石川町歯科クリニック
所在地:〒231-0868 神奈川県横浜市中区石川町1丁目13 2F
電話番号:045-662-7116
石川町駅より徒歩1分、元町・中華街駅より徒歩8分の歯医者【石川町歯科クリニック】です。
土曜も診療。インプラント・矯正・審美など幅広く診療を行っております。
横浜市中区で歯科に通院するならぜひ当院へお気軽にご来院ください。






