こんにちは。
石川町駅より徒歩1分、元町・中華街駅より徒歩8分の歯医者「石川町歯科クリニック」です。
 
お子さんの虫歯予防のためには、毎日の歯磨きに歯医者での予防処置をプラスすると効果的です。
 
今回は、大切なお子さんの歯を守るために、当院で行なっている予防処置について解説します。
 
 

虫歯予防【1】フッ素塗布

フッ素は、私たちが口にする食品のほとんどに含まれるミネラル成分の1つで、「フッ素塗布」は、代表的な虫歯の予防処置です。
 

●フッ素塗布とは、どういう治療？

子どもの歯は、まだやわらかく虫歯になりやすい状態です。
 
そのやわらかい歯の表面にフッ素を塗ることで、強い歯を作り、虫歯菌の活動を弱める効果が期待できます。
 
「毎日、フッ素入りの歯磨き粉を使っているけれど、歯科医院で塗る必要はあるの？」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
じつは、歯科医院で塗布するフッ素は市販のものよりも濃度の高いフッ素を使用しています。
毎日のフッ素にプラスすることで、より強い歯を作ることができるのです。
フッ素を塗ったあとは、効果を浸透させるために30分ほど飲食を控えましょう。
 

●フッ素塗布をするタイミングは？

フッ素塗布による虫歯予防は1歳から可能です。
ただし、1回では効果が十分ではないため、年2回以上、定期的に塗布することが大切です。
生えたての歯は、フッ素をよく吸収するため、「定期的にフッ素を塗布した乳幼児」の虫歯をほぼ半分に減少させるほど効果があります。

（出典：e-ヘルスネット‐フッ化物歯面塗布　より）

虫歯予防【2】シーラント

シーラントは、奥歯の溝を埋めて虫歯菌の侵入を防ぐことで、虫歯を予防する方法です。
 

●シーラントとは、どういう治療？

奥歯の噛む面にある細かい溝は複雑な形状なので、歯ブラシの毛先が届きにくく、子どもの虫歯の発生率がとても高い部分です。
ここの溝を「シーラント」という歯科用のプラスチックで埋めて、物理的に虫歯を予防します。
溝に沿って薄く塗っていくので、かみ合わせが変わる心配はありません。
 

●シーラントをするタイミングは？

一般的には、永久歯の奥歯が生える6歳ごろが目安ですが、お子さんのお口の状態によっては乳臼歯（乳歯の奥歯）でも行います。
シーラントは、外れてしまうことがあるため、定期検診ではシーラントが外れていないかどうかも確認します。
 
 

さらにお子さんお一人お一人に合った歯磨き指導を行います

これらの予防処置を行ったからといって、決して虫歯にならないわけではありません。
虫歯予防のためには、毎日の歯磨きが大切です。
虫歯の原因である歯垢（プラーク）を、しっかり歯ブラシで取れるように、お子さんのお口の状態に合った歯磨き指導や仕上げ磨きの方法を説明させていただいております。
 
お子さんの栄養にとって大切なおやつも、時間を決めずにだらだら食べてしまうと虫歯になりやすいため注意しましょう。
そのような生活背景もしっかりとお聞きし、ベストな指導を心がけています。
 
 
【石川町歯科クリニック】には、キッズルームがあり、待ち時間もお子さんが退屈しない環境を整えています。
歯が生えてきたら歯科検診へ定期的に通って、大切なお子さんの歯を守りましょう。
 

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